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不思議コメディーと東京の風景

ロボット8ちゃん 第1話『スーパーおじんのバラバラマン』 ACT1

東映不思議コメディーシリーズ第1作「ロボット8ちゃん」は、1981年10月4日に放映を開始した。
第1話の「スーパーおじんのバラバラマン」(脚本:大原清秀 監督:小林義明)は、疾走する新幹線を捉えたカットから始まる。


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ここはJR田町駅にほど近い場所。新幹線の背後に映るのは三菱自動車工業のビルで、放映当時のまま現存している。
東海道新幹線は品川駅にも停車するようになったため、この付近では以前ほどスピードを出していない。


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カメラはティルトダウンし、下校中の少年パトロールのメンバーを映す。
場所は港区芝浦と三田を結ぶ雑魚場架道橋。こちらは芝浦側。


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走ってきた少年パトロールが座り込む川辺の草むら。
港区芝浦にある船路橋のたもとで、現在は船路橋児童遊園として整備されている。


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近くのビルに侵入するタケル(演・出原健一)。建物は船路橋のそばにある五十嵐冷蔵。


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ビルの屋上に登ったタケルとトランシーバーで交信するコウジ(演・深田晃)たち。


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タケルは黒ずくめの男=バラバラマン(演・斎藤晴彦)に追われている謎のロボットを発見する。

8ちゃんとバラバラマンの初登場のシーン。港区芝浦にある夕凪橋からの撮影で、前述の船路橋にも近い場所。なお、実際の五十嵐冷蔵の屋上からは、この光景は見えない。


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謎のロボットを追って駆け出す少年パトロール。公園のジャングルジムにいたタケルの妹・ユメコ(演・五十嵐理恵)が気づき、合流する。
港区芝の本芝公園。ファーストカットの雑魚場架道橋を三田側に抜けたところにある。


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サブタイトルのクレジットが終わると、場面は雑草の生い茂る埋め立て地に変わる。
ここは大田区・京浜島の最東端で、現在は大田清掃工場の敷地内となっている場所。映像のカメラポジションを忠実に再現すると、ご覧のような風景となってしまうため、少し下がった位置からの画像も添えておく。


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スーザフォンを吹く男に8ちゃんの行方を尋ねるバラバラマン。
この映像も前のカットと同じ場所。その位置には立てないので、大田清掃工場に隣接する京浜島つばさ公園から雰囲気を似せて撮った一枚を掲載する。


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スーザフォンの男(実はロボット)の態度に業を煮やし、バラバラスパナを振り上げるバラバラマン。
これも京浜島つばさ公園からの一枚。海の向こうに見えるのは羽田空港。拡張工事により、当時とは様相が異なっている。


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やって来るタケルたち。
ここは映像のカメラポジションとは逆の向きから撮った画像を掲載。映っている建物は京浜島不燃ごみ処理センターで、その向こうにタケルたちが背中を向けて立っている、という位置関係になる。


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ロボット管理庁の手帳を手に、身分を告げるバラバラマン。
バラバラマンが立っているのは、掲載した画像の右側に見える木立の奥。左の白い建物は京浜島不燃ごみ処理センター。


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ピンチに陥った8ちゃんとタケルたちを青井博士が救う。だが、8ちゃんは壊れてしまい、タケル・ユメコ兄妹の両親が経営する春野ロボット修理店に運び込まれる。

第1話~第3話の春野ロボット修理店は、港区芝浦で撮影されている。


短いカットの連続でテンポよく進むこの第1話は、とても面白い仕上がりとなっている。新幹線、モノレール、ジェット機と盛りだくさんの乗り物で子ども心をくすぐる画面作りも楽しく、加えて設定やストーリーの面では非常に秀逸な一編でもある。


A01雑魚場架道橋

雑魚場架道橋付近。
近年整備されて綺麗になった。周辺地域も再開発が行われている。


A01夕凪橋

夕凪橋から渚橋方面を望む。
かつては未来を象徴する乗り物だったであろうモノレールが、今では昭和の雰囲気を醸し出す施設となっている。


A01京浜島つばさ公園

京浜島つばさ公園。
のんびりと飛行機を眺められる素晴らしい公園。ただし、公共交通機関でのアクセスはなかなか大変。


この項、ACT2につづく。
(文中敬称略。撮影:2017年8月&9月)



【ご挨拶】

Fと申します。映像制作に関わる仕事を生業としております。

中学生の時に出逢った「ロボット8ちゃん」から、現在の仕事を始める直前に放送された「有言実行三姉妹シュシュトリアン」まで、いわゆる東映不思議コメディーシリーズはほぼ全作品をリアルタイムで視聴しています。この愛すべきシリーズの各エピソードを、時間をかけて少しずつ追っていこうと考えています。よろしければ、気が向いた時に覗いてやってください。

なお、「不思議コメディーシリーズに特化したブログをぜひ作ってください」と背中を強く押してくださったhide男様(ブログ「此処にスタジオがあった頃」主宰)、並びに、ロケ地特定に際して毎回多大なるお力添えをいただいているモリリン様(ブログ「ロケ地まち案内」主宰)には、心よりお礼申し上げます。おかげさまで何とか開設まで漕ぎ着けました。

オフ会等でお世話になっているロケ地ファン・マニアの皆様、今後とも変わらぬお引き立てのほど、よろしくお願いいたします。

更新のペースですが、しばらくの間はゆっくりと進める予定です。気長におつきあいくださいませ。


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